税理士の選び方4つと気をつけるべき3つのポイントを解説【いい税理士に出会うために】

税理士の選び方4つと気をつけるべき3つのポイントを解説【いい税理士に出会うために】

税理士選びは多くの経営者様が悩む課題の一つです。

そもそもいい税理士とはなんだろう?と疑問に思われる方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、多くの経営者様の経営に寄り添ってきた税理士事務所、アウル税理士法人がいい税理士の選び方と、気をつけた方がいい税理士について解説します。

どのようにすればいい税理士と出会えるかについても紹介しますので、税理士選びにお困りの方はぜひご覧ください。

いい税理士の選び方、4つのポイント

いい税理士の選び方、4つのポイント

早速いい税理士の選び方を見ていきましょう。ポイントは4つあります。

1.経営知識に長けている

税理士は税務を主に行いますが、経営面のアドバイスも行います。税理士はその特性上、お金の流れやかかる税金を把握でき、多くの経営者さまと関わらせていただくため様々な事例を持っています。

いい税理士であれば、経営知識に長けており、あなたが経営で困った際に悩みを汲み取り、解決の糸口を提示してくれる税理士もいます。

私たちアウル税理士法人でも、「ドラッカー」を中心として税理士自身が経営について学び、適切なアドバイスをできるよう勤めています。税理士を選ぶ上で経営知識に長けていることは最も重要な要素なのです。

2.綿密なコミュニケーションが取れ、レスポンスが速い

綿密なコミュニケーションが取れることも重要なポイントです。

特にレスポンスの速さは重要で、緊急性の高い連絡をすぐに取り対応してくれる税理士は心強い味方となります。

無料相談の問い合わせや、担当の税理士と直接やりとりできるかをまずは確認しましょう。

通常、問い合わせがあった場合は電話なら当日中、メールなら翌日中に来ることが一般的です。

税理士とのやりとりについては、事務所によってルールが様々ですが、一度事務所を通す必要がある所だと連絡ミスやタイミングが合わないなどタイムラグが生まれるため緊急時に頼れない可能性が高いです。

3.料金が明確

税理士事務所によって料金は様々ですが、一般的には以下のような料金になっています。

契約種類料金業務内容
顧問契約3万円/月毎月1〜2回の相談
決算申告10万円程度決算申告(確定申告)時のみのアドバイス
記入代行などは別途料金が発生

これに加えて、税務調査立ち会いや帳簿作成など追加の業務で料金が上乗せされるケースがほとんど。

何にいくらかかるのか明確にしている税理士事務所であれば、信頼性が高く金額の見通しが立つため安心して任せられます。反対に、不明確な所や返答が曖昧な時は注意してください。

税理士の費用について詳しくは以下の記事で解説しております。

4.自分との相性が良いか

税理士を選ぶ上で、あなたとの相性も大切です。税理士は経営者のパートナーとも言える存在になります。

自分の考えや会社の方針を理解し、業務を行ってくれる人なのか、人としての相性は合うのかなど、会話の中から汲み取っていきましょう。

可能であれば複数の箇所に面談を申し込み、比較検討してみることをおすすめします。経営者にとっての身近なパートナーになるため、他のサービスよりも特に人間性を注意しながら選ぶことをおすすめします。

気をつけた方がいい税理士を見極める3つのポイント

気をつけた方がいい税理士を見極める3つのポイント

反対に、気をつけた方がいい税理士を見抜くポイントを3つ紹介します。

1.会計業務のみしか行わない

税理士の中には、会計業務しか行わない人もいます。そのスタンスを否定する気はありませんが、あなたにとって不利益となる可能性は非常に高いです。

先ほどお伝えした通り、経営知識が無い税理士はあなたが経営で困った時に的確なアドバイスをしてくれません。あくまで税務のみです。

無料相談時などに、経営の知識について尋ねてみましょう。あなたが学んできた以上のことに答えられない税理士であれば、注意が必要です。

2.業界・事業理解がない

あなたの会社の業界や、事業理解がない税理士にも注意が必要。

例えば、建築業界には固定資産税が関わりますが、外気分断性が無い小屋は固定資産税がかからないなど、業界としての知識が必要となるケースがあります。

お酒を取り扱う居酒屋やバーなどであれば酒税法が絡み、外注でライターを雇っているなど事業独自の展開をしている場合、それらの把握能力が無ければ正しい税務を行えません。

あなたの業界に詳しく、事業理解がある税理士を選ぶことが大切なポイントです。

3.専門用語が多く、説明が不十分

経営者であるあなたが理解できない専門用語を並べて業務を行う税理士には注意が必要です。

先ほどお伝えした通り、経営者と税理士はパートナーとなり二人三脚で経営を行っていく場面が多くあります。経営の相談をするにしても、税務の相談をするにしてもあなたにとってわかりやすく、噛み砕いて伝えてくれる税理士かどうかは非常に重要なポイントです。

ここで大切なのは、あなたが尋ねた時に噛み砕いて返答してくれるかどうか。税理士の中では当たり前に使っている言葉も、一般的にわかりにくいことがあります。

不明な言葉が出てきた時は遠慮なく尋ねて、説明を受けましょう。わかりやすい説明をする税理士であれば、あなたにも税務の知識が溜まっていきます。

では、どうすれば良い税理士と出会えるのでしょうか?次の項目で解説します。

いい税理士を探す3つの方法

いい税理士を探す3つの方法

ここでは、いい税理士を探す方法について解説します。

1.知人に紹介してもらう

最も確実なのは、既にその税理士を利用している経営者など知人から紹介を受けることです。

今回紹介した「レスポンスの速さ」や「専門用語を噛み砕いて説明してくれるか」については知人の方から生の情報を聞けるため、いい税理士かを見極められます。

さらに、紹介であればコンタクトが取りやすく、税理士側も知人経由であなたの情報を知っているためスムーズにやり取りができるのも良いポイントです。

2.勉強会、セミナーなどで経営の知識を見極める

経営に関する知識の有無を見極めるために、税理士事務所主催の勉強会やセミナーに参加するのも一つの手です。

アウル税理士法人でも、「経営塾」という勉強会を行っており、ドラッカーのマネジメントを中心に「何を変えるべきか」「何を変えてはいけないか」という経営の原理原則を学ぶ会を開催しています。

詳しくは以下のページで紹介しているため、経営にお困りの方、経営知識がある税理士をお探しの方はぜひご覧ください。

3.地域の税理士事務所を調べてHPや口コミを見る

「税理士 札幌」など、地域名と組み合わせて検索することで近くの税理士事務所がヒットします。ここで特に大切になってくるのはGoogle Mapなどでの口コミです。

無料相談でどういった対応をしているのか、料金が高いのか安いのかなどについて記載されているコメントが多く、重要な情報源となります。

また、その税理士事務所のHPを見て料金やサービス、公開している情報の質を確かめることも重要。経営者向けのブログコンテンツなどを展開していれば、信頼性が高いと言えるでしょう。

いい税理士を選べれば経営が前進する

ここまでお伝えしたように、あなたにとっていい税理士と出会えれば、経営が全身します。

税務だけでなく、経営方針で困った時、業界に精通した心強いパートナーがいると安心ですよね。アウル税理士法人は、経営者のパートナーとなれることを目指しています。

税務だけでなく、事業全体を捉える「マネジメント会計」や、経営者様と共に学び行動し、価値を創造する「ともに会計」、士業の垣根をこえて柔軟にサポートする「アドバイスリンク」という3つの誓いを元に、あなたの業務に寄り添います。

とは言っても、人間的にお互い会うかどうかは実際に話してみないとわかりません。まずは無料相談をご利用いただき、お眼鏡にかなうようでしたらご利用いただけますと幸いです。

まとめ

今回は税理士の選び方について解説しました。最後にポイントを振り返りましょう。

  • いい税理士を選ぶポイントは「経営知識がある」「レスポンスが速い」「料金が明確」「自分との相性が良いか」
  • 気をつけた方がいい税理士は「会計業務のみ行う」「業界・事業理解がない」「専門用語が多く説明不十分」

税理士選びには悩まれる方が非常に多いです。そこで、アウル税理士法人ではよくある質問を元に情報を公開しています。関連記事で詳しく紹介しているので、お悩みの方はぜひ一度ご覧ください。

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