【経営者必見!】すっきりわかる利益の出し方|札幌の税理士事務所がおすすめの書籍紹介

図解 すっきりわかる利益の出し方
ビジネスリサーチ・ジャパン

 

 

 

 

 

 

「図解 すっきりわかる利益の出し方」はリーマンショック後の2010年に刊行されました。

驚くことに、いくつかの企業は倒産したものもありますが、本書を読んで納得したり、当時はこのまま消えるかと思った企業もV字回復をはたしたり、さらなる成長をとげている企業が多くみられます。

第二にリーマンションがささやかれる今、経営者には今一度目を通してもらいたい本です。

 

利益の出し方:各章と主要な見出しの紹介 

 

はじめに

  なぜこの会社、あの会社は儲かるのか? p-3

 

PART1: いま注目の会社、話題のお店ー儲けのカラクリ

 

流通の元気印 

  ユニクロ、ニトリの高利益率、その秘密 p-16

「勝ち組」外食① 

  王将とマクドナルド、こんなにやすくてなぜ儲かるか? p-24

「トヨタ」と「任天堂」 

  世界不況で赤字になる会社、ならない会社のちがいは? p-36

ビール大手3社

  キリン・サントリー連合にアサヒはどう対抗する? p-42

大手テレビ局

  広告収入の激減を”副業”で補うTBSとフジテレビ p-46

JALとANA

  JALは、なぜ「飛べば飛ぶほど赤字がふくらむ」のか? p-50

広告出稿企業と代理店

  携帯の通話料に含まれる広告費の割合を知ってる? p-56

 

APRT2:ライバル対決! ー 勝つのは? 負けるのは?

 

コーヒーチェーンー「FC」対「直営」

  ドトールとスターバックス、どちらが儲けている? p-62

セブン-イレブンを追撃する2番手グループ

  コンビニの売り上げ競争ー勝負の分かれ目はどこにある? p-68

ヤマダ電機を追撃する4グループ

  原価、人件費、ポイント関連費・・・で、ホントの儲けは? p-74

ドラックストア2強対決

  マツキヨの多店舗経営とカワチの大型店店舗経営ーどっちが有利? p-78

「ホームセンター」対「スーパーセンター」

  コメリとPLANTの越前ー越後対決が面白い! p-84

指輪金属販売ー「新品」対「中古品」

  ツツミとコメ兵、なぜ従業員の給料に大差がつくのか? p-90

「パブ」対「カフェ」

  ネックは原価より店舗家賃ールノアール苦戦の理由 p-90

「ちゃんぽん」対「うどん」

  「持たない経営」で高利益を叩き出す会社 p-102

大手回転寿司チェーン対決

  儲けの条件ー「安く仕入れる」「回転率を上げる」p-108

「ビーフ」対「チキン」

  吉野家とKFCの対決に、”総合商社の影” p-114

「ハンバーガー」対「牛めし」

  モスバーガーと松屋、1店舗でいくら稼ぐ? p-120

「ふぐ」対「しゃぶしゃぶ」

  これまでは客単価の高さで利益を確保してきたが—? p-126

製薬会社対決

  収支構造を「1000円の錠剤」にたとえるとー p-132

 

PART3:勝ち組の秘訣は、この「仕組み」にあった!

 

通信販売

  通信カタログの「利益の仕組み」 p-138

飲食事業も展開の小売りチェーン

  知らなかったーあの会社、お店がこんな商売も? p-142

靴小売りチェーン

  信じられる?ABCマートのすごい収益力 p-148

中古販売と新車販売

  なぜ「月々1900円から車が買える」のか? p-154

外食ーM&A、多角化経営

  大きいほうが勝ち?拡大路線を続けるゼンショーとワタミ p-160

バッグ専門チェーン

  なんと粗利益率40%台の”オイシイ商売” p-166

うどん・回転寿司チェーン

  航空機内食や鉄道、宿泊施設までを手がけるグルメ杵屋の儲け方 p-172

外食ー高収益企業

  デフレ下でも頑張る高級レストランの「利益の出し方」 p-178

 


PART4:激安がウリ ー「価格破壊」でも利益は出る!


安売王と家電量販店の雄

  ドン・キホーテとヤマダ電機、ここまで値下げしても儲けは出る? p-186

ジーンズ販売

  ライトオン、ジーンズメイト、690円ジーンズにどう対応する?

紳士服販売、婦人服販売

  「スーツ2着目1000円」ーそのウラ事情 p-198

低価格ラーメン

  ラーメン1杯390円ーいくらの利益? p-210

焼肉チェーン

  高い?安い?1皿480円のカルビで「2円の利益」 p-216


PART5:M&A、業務提携、コスト削減・・・生き残りを掛けた戦い!

 

流通「負け組」の象徴

  百貨・で生き残るのは?ここまで苦しくなった原因は? p-224

総合スーパー

  イトーヨーカ堂、ダイエーの苦戦!1000円売って利益10円以下 p-232

食品スーパー

  ライフコーポレーションとマルエツ、「肉食志向」が追い風に! p-238

ホームセンター大手

  DCMHD対コーナン商事ー利益率の差は「立地の違い」 p-244

衣料小売チェーン

  「物流費」削減で高利益水準確保のしまむらと良品計画

輸入家具・インテリア雑貨販売

  「フランフラン」はなぜ成功したか? p-254

大手傘下の外食会社、離れる会社

  独立→上場廃止した”高利益体質”チムニーの自信 p-262

従業員年間給与外食2社

  居酒屋チェーン、人件費はどれくらい? p-268

ファミリーレストラン

  存在感低下のファミレス、再浮上のための条件 p-274


リーマンショックを乗り越えた企業を読み解く!情報は活かすも殺すもあなた次第

 

原価の秘密、薄利多売のカラクリ、「図解 すっきりわかる利益の出し方」にはすっきりとわかるように書かれています。

各社の売上高を1000円あたりの営業利益に置き換えて比較しているので、会社の規模にかかわらず比較しやすくなっています。

企業が利益を出すには、原価コントロールと経費管理が必然。

 

例えば、本書にも登場するJALは2010年3月期に破綻し、2年後に復活しました。

その主な方法は

 

  1. 不採用路線を廃止
  2. 保有機数を7機種から4機種に減少
  3. 従業員の削減

 

売り上げを上げて再生したのではなく、削減によって利益を出せる構図が作りました。

航空業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)において(gyokai-search.comより)

ANAのシェアは56.1% JALは40.5%

売上高も

ANA 20,583億円 JAL 14,872億円

 

「図解 すっきりわかる利益の出し方」が刊行された2010年当時、JALは「飛べば飛ぶほど赤字になる」と評されていました。

 

それが破綻経て復活したのは、それまで「親方日の丸」経営で半官半民を脱出できなかったJALが、経費に目を向ける本当の経営に目覚めたと成果と言ってもいいかもしれません。

 

健全な会社経営には健全な会計を!

 

健全な会社経営には会計がの要素が大きく関わってきます。

きちんと事業を把握し、会計をマネジメントすることが健全な企業に導く道標となります。

 

佐藤等会計事務所では

 

財務会計顧問:会計事務所としての基本サービス

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佐藤等公認会計士事務所

この記事は2021年1月4日以前に執筆されたものです。 佐藤等公認会計士事務所は令和3年1月4日をもって鈴木康弘税理士事務所と経営統合し、アウル税理士法人となりました。
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