『監査』は仕事やテレビドラマ、映画などでも一般的に聞く言葉だと思いますが、よくわからないという方も多いのではないでしょうか?
監査にも色々種類があり、聞き慣れない言葉も多くあり、実際にその状況にならないと知ることのない場合もあります。
ここでは、公認会計士の主力業務の一つである『監査』に関わる専門用語についてわかりやすく簡単に解説いたします。
【目次】
監査
⇒決算書の内容が正しいのか正しくないのかについて、会計士が意見すること。
内部監査
⇒組織体の内部の者による監査のこと。合法性と合理性の観点から公正かつ独立の立場で客観的意見を述べ、助言・勧告を行う業務。
外部監査
⇒組織において内部組織による監査ではなくその組織とは関係のない第三者による監査の制度のこと。
監査役
⇒取締役および会計参与の職務執行を監査し、健全かつ適正な企業経営を実現する役割を担っている役員のこと。
会計監査
⇒企業、公益団体および行政機関等の会計(決算)に関して、一定の独立性を有する組織が監査と最終的な承認を行うこと。
監査委員
⇒地方公共団体に設けられた財務や事業について監査を行う機関。
一般監査
⇒実施計画を策定した上で一定の周期で実施される監査。定期監査、行政監査、随時監査の三つ。
特別監査
⇒運営等に重大な問題を有する法人を対象として随時実施される監査。
三様監査制度
⇒公認会計士が行う監査、会社法上の監査役(または監査役会、監査委員会)が行う監査、そして企業の内部監査人が行う監査の三種類があり、総称したもの。
法廷監査
⇒法定調書の提出(義務)者に対して、誤り・漏れなく法定調書を提出しているのかを確認するもの。会社法監査、金融商品取引法監査などがある。
任意監査
⇒法律上の強制ではなく、監査の目的・内容・対象の範囲等が当事者間の契約によって任意に定められた監査のこと。
以上、「監査」に関する用語をまとめてみました。
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