仕事が出来る人の第一の習慣。何をしたいかではなく、なされるべき事は何か、を、考える!

 

仕事が出来る人というのは、どんな姿勢や習慣を身に付けているのでしょうか?

仕事が出来ない人との違いは何でしょうか?

 

マネジメントをわかりやすく、実践できるようにしたガイドブック【実践するドラッカー[思考編] 佐藤等[編著] 上田惇生[監修]】から、第一に身に付けるべき習慣をご紹介します。

 

 

会社、組織に属する知識労働者は、成果をあげるためには、<must-can-will>で考える。

must = なされるべきこと

can = できること

will = やりたいこと

の、順番で考えて行動することが重要だと述べられています。

 

なぜなら、会社、組織に属する労働者は組織への貢献を通して社会的な役割を果たします。ですから、自分のしたいことを優先させては、組織の成果を大きくすることはできません。

みなさんの中でも、一緒に働く人たちで、組織に対して本当になすべきこととは何かを考えて行動している人は、とてつもなく大きな成果をあげていると思いませんか?

そして、そういった方は、常に学び成長していませんか?

なぜなら、【なされるべきこと】は【できること】に制約されるので、できることを増やしていかなければ、組織に貢献できる人ではなくなってしまいます。

はじめから、いつもなされるべきことを、実行できる人はいません。

仕事が出来る人は、組織にとって成果をあげる為に何をなすべきか?を考えて、常にできることを増やそうとする人です。

このように、本書では1つ1つの習慣や、基礎的な方法を解説してくれます。

 

本書のチャプター①~⑤を紹介

Chapter1:知識労働者として働く

  • 情報と知識の違い・P4
  • コラム 情報と知識の例・P6
  • 知識は成果の原動力・P11
  • 体系的な作業・P14
  • 習慣化する・P16
  • 働く動機・P28
  • コラム 働く動機は様々・P21
  • 自らをマネジメントする・P24
  • 第一の習慣を身につける・P26
  • 生産性を高める・P28
  • コラム イノベーションとは・P30
  • 自分を律する・P32

実践シート・P35
実践シート・P37
実践シート・P39
実践シート・P41
実践シート・P43

 

Chapter2:成長するために

  • 成長は、自己責任・P48
  • 自己開発の本質・P50
  • 習慣できないもの・P53
  • 組織のミッションから始める・P55
  • 卓越性を追求する・P57
  • コラム 宅性を挙げてみる・P60
  • 適所を自ら探す・P62
  • 次元を変える・P65
  • 予期せぬ成功を追及する・P68
  • 成長の為に教える・P70
  • 定期的に振り返る・P72
  • コラム 「人生を変えた七つの経験」に学ぶ・P75
  • 自己刷新を促す問い・P77

実践シート・P81
実践シート・P83
実践シート・P85
実践シート・P87
実践シート・P89

 

Chapter3:貢献なくして成果なし

  • その世界に目を向ける・P94
  • コラム 組織の外に機会あり・P96
  • 三つの領域・P99
  • 貢献のリレー・P102
  • 個人と組織をつなぐ変速装置・P104
  • 自由と責任・P106
  • セルフスターターになる・P108
  • 焦点を合わせる方向・P110
  • コラム 「組織の成果」の例・P112
  • 可能性を追求する・P114
  • 本当の人間関係とは・P116
  • 人間関係が及ぼす影響・P118
  • 人間関係に必要な基本能力・P121
  • 自らに問いかける・P124
  • 成果をあげる期間を決める・P127
  • 顔を上げて聞く・P129
  • パイプラインをしく・P132
  • グループではなくチームになる・P134
  • 上司の強みを生かす・P136
  • 努力の方向を変える・P138
  • 自分磨きの到達点を決める・P140
  • 他人の自己開発を刺激する・P142

実践シート・P145
実践シート・P147
実践シート・P149

 

Chapter4:強みを生かす

  • 強みは知識を貢献に変える・P154
  • 強みはかけがいのない資産・P156
  • 強みを正しく知るには・P158
  • フィードバック分析を使う・P160
  • コラム 強みを知る方法・P162
  • 強みと弱み・P165
  • 強みを知る・P167
  • 強みを生かす三つのステップ・P170
  • 強みは実践により開発される・P172
  • 行動によって姿勢を変える・P174
  • 今の仕事で強みを磨く・P176
  • 時間とエネルギーの使い方・P178
  • 仕事の仕方・P180
  • 仕事の仕方をチェックする・P183
  • シート 仕事の仕方チェック表(ワークスタイル)・P185
  • 卓越性を得る・P188
  • 価値観を問う・P190
  • シート 価値観チェックシート・P193
  • 組織の価値観、自分の価値観・P196
  • 価値観を優先する・P198
  • 仕事観を明らかにする・P200
  • 自ら適所に適材を配する・P202
  • 機会をつかむ準備をしておく・P204

実践シート・P207
実践シート・P209
実践シート・P211
実践シート・P213

 

Chapter5:集中する

  • 集中のインプット面・P218
  • 集中のアウトプット面・P220
  • 集中とは、勇気である・P222
  • 過去を廃棄し、燃料を確保する・P224
  • 未来の為にスペースをあける・P226
  • 目指す成果を1つに絞る・P228
  • コラム 巨人たちの集中力・P230
  • 優先順位の原則・P232
  • 劣後順位の原則・P234
  • 真の優先順位の決め方・P236
  • コラム 優先順位は変わる・P238

実践シート・P241
実践シート・P243
実践シート・P245

監修者あとがき・P246
編集者あとがき・P248
参考文献・P252


 

成果をあげる!仕事が出来る人になる為に押さえておきたい1冊ですね!
興味のある方はぜひ、本書をお読みください。

佐藤等公認会計士事務所では、マネジメント会計と言いまして、会計の分野から、企業、組織の成果をあげるサポートを行っています。

本書の読書会や、ビジネス、リーダー育成などの勉強会も行っておりますので、ご興味の湧いた方は、まずはお問い合わせください。

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佐藤等公認会計士事務所

この記事は2021年1月4日以前に執筆されたものです。 佐藤等公認会計士事務所は令和3年1月4日をもって鈴木康弘税理士事務所と経営統合し、アウル税理士法人となりました。
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