【要約】実践するドラッカー[思考編] 佐藤等[編著] 上田惇生[監修]

ドラッカー学会理事であり、事務所の代表である 佐藤等の著書「実践するドラッカー 思考編」の要約と使い方レビューをこのブログにて紹介します。

 

 

●このブログのメリット、目的

・【実践するドラッカー[思考編]】をご存じで読むか、買うかなど迷われている方は、本書の内容、概要がわかり判断しやすいと思います!

・本書はマネジメントの中でも特にセルフマネジメントの領域について書かれています。このブログでは本書=セルフマネジメントのフレームを把握できると思います。

 

[もくじ]

①「実践するドラッカー 思考編」 全チャプター紹介
Chapter1:知識労働者として働く
Chapter2:成長するために
Chapter3:貢献なくして成果なし
Chapter4:強みを生かす
Chapter5:集中する

②「実践するドラッカー 思考編」 本書の要約と実践シートの概要


 

①「実践するドラッカー 思考編」 全チャプター紹介

Chapter1:知識労働者として働く

  • 情報と知識の違い・P4
  • コラム 情報と知識の例・P6
  • 知識は成果の原動力・P11
  • 体系的な作業・P14
  • 習慣化する・P16
  • 働く動機・P28
  • コラム 働く動機は様々・P21
  • 自らをマネジメントする・P24
  • 第一の習慣を身につける・P26
  • 生産性を高める・P28
  • コラム イノベーションとは・P30
  • 自分を律する・P32

実践シート・P35
実践シート・P37
実践シート・P39
実践シート・P41
実践シート・P43

 

Chapter2:成長するために

  • 成長は、自己責任・P48
  • 自己開発の本質・P50
  • 習慣できないもの・P53
  • 組織のミッションから始める・P55
  • 卓越性を追求する・P57
  • コラム 宅性を挙げてみる・P60
  • 適所を自ら探す・P62
  • 次元を変える・P65
  • 予期せぬ成功を追及する・P68
  • 成長の為に教える・P70
  • 定期的に振り返る・P72
  • コラム 「人生を変えた七つの経験」に学ぶ・P75
  • 自己刷新を促す問い・P77

実践シート・P81
実践シート・P83
実践シート・P85
実践シート・P87
実践シート・P89

 

Chapter3:貢献なくして成果なし

  • その世界に目を向ける・P94
  • コラム 組織の外に機会あり・P96
  • 三つの領域・P99
  • 貢献のリレー・P102
  • 個人と組織をつなぐ変速装置・P104
  • 自由と責任・P106
  • セルフスターターになる・P108
  • 焦点を合わせる方向・P110
  • コラム 「組織の成果」の例・P112
  • 可能性を追求する・P114
  • 本当の人間関係とは・P116
  • 人間関係が及ぼす影響・P118
  • 人間関係に必要な基本能力・P121
  • 自らに問いかける・P124
  • 成果をあげる期間を決める・P127
  • 顔を上げて聞く・P129
  • パイプラインをしく・P132
  • グループではなくチームになる・P134
  • 上司の強みを生かす・P136
  • 努力の方向を変える・P138
  • 自分磨きの到達点を決める・P140
  • 他人の自己開発を刺激する・P142

実践シート・P145
実践シート・P147
実践シート・P149

 

Chapter4:強みを生かす

  • 強みは知識を貢献に変える・P154
  • 強みはかけがいのない資産・P156
  • 強みを正しく知るには・P158
  • フィードバック分析を使う・P160
  • コラム 強みを知る方法・P162
  • 強みと弱み・P165
  • 強みを知る・P167
  • 強みを生かす三つのステップ・P170
  • 強みは実践により開発される・P172
  • 行動によって姿勢を変える・P174
  • 今の仕事で強みを磨く・P176
  • 時間とエネルギーの使い方・P178
  • 仕事の仕方・P180
  • 仕事の仕方をチェックする・P183
  • シート 仕事の仕方チェック表(ワークスタイル)・P185
  • 卓越性を得る・P188
  • 価値観を問う・P190
  • シート 価値観チェックシート・P193
  • 組織の価値観、自分の価値観・P196
  • 価値観を優先する・P198
  • 仕事観を明らかにする・P200
  • 自ら適所に適材を配する・P202
  • 機会をつかむ準備をしておく・P204

実践シート・P207
実践シート・P209
実践シート・P211
実践シート・P213

 

Chapter5:集中する

  • 集中のインプット面・P218
  • 集中のアウトプット面・P220
  • 集中とは、勇気である・P222
  • 過去を廃棄し、燃料を確保する・P224
  • 未来の為にスペースをあける・P226
  • 目指す成果を1つに絞る・P228
  • コラム 巨人たちの集中力・P230
  • 優先順位の原則・P232
  • 劣後順位の原則・P234
  • 真の優先順位の決め方・P236
  • コラム 優先順位は変わる・P238

実践シート・P241
実践シート・P243
実践シート・P245

監修者あとがき・P246
編集者あとがき・P248
参考文献・P252

 

 

②「実践するドラッカー 思考編」本書の要約と実践シートの概要

知識労働者が成果を上げるために必要なこと、セルフマネジメントのガイドブックとして、5つのチャプターで、構成されており

1.【知識労働者について理解する】
知識労働者の基本や成果を上げるために必要なフレームを示し、知識労働者が成果をあげるために欠かせないこととはなにか

2.【成長とは何かを知る】
成長することがなぜ成果をあげる事に必要なのか、なにをすべきか

3.【貢献する】
組織を通じて社会に価値を提供するとはどういうことか、なんの意味や理由があるのか

4.【強みを生かす】
強みを知って生かす、価値観を明らかにする方法とは。強みは成果や貢献になぜ繋がるのか

5.【集中する】
なぜ集中するのか。真になすべき事を選ぶ、最も重要な能力、集中とはなにか

と、ポイントを紹介しています。

 

また、それぞれ全てのチャプターについている実践シートで、記入できるワークがあり、自分の考えていること、自分に必要なこと、強みや成すべきことと、組織の目的や目標、自分と組織の有効な関係性を、ドラッカーの問いを通して具体的に知ることができます。

このフレームを身につけることで、それぞれの業種、職種、役職や役割で、社会にインパクトを残して組織で活躍できるリーダーが育つことを期待できます。

働く人すべてに必要なセルフマネジメントのフレームワークを身につける為の一冊となっていますので、マネジメントを学びたい方は、入門編として、まず、はじめに読んでほしい一冊です。

ぜひ、一読ください。

実践するドラッカーはシリーズとなっています。

思考編のほかに、【行動編】、【事業編】、【チーム編】、【利益とは何か】が出版されています。

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佐藤等公認会計士事務所

この記事は2021年1月4日以前に執筆されたものです。 佐藤等公認会計士事務所は令和3年1月4日をもって鈴木康弘税理士事務所と経営統合し、アウル税理士法人となりました。
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