貸借対照表に役立つ流動負債についての勘定科目まとめ一覧

会社のマイナスの財産nは、「流動負債」「固定負債」の2種類があります。

ここでは「固定負債」についての勘定科目の用語についてまとめてみました。

 

 

支払手形

通常の取引で仕入先との間に発生した営業取引に関する手形負債

 

買掛金

取引上発生した営業上の未払い金のこと

 

短期借入金

金融機関等からの融資のうち、その弁済期間が貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に到来するもの

 

未払金

営業活動において取引に対する未払金のこと 広告料や販売手数料など

 

未払配当金

配当金を支払う決議後、まだ支払われていないもの

 

未払法人税等

法人税や住民税、事業税の未払額のこと

 

未払消費税等

事業年度末日の未納付の消費税のうち重要性の高いもの

 

未払費用

役務の提供を受ける場合、既に提供された役務に対していまだ支払われていないもの

 

前受金

受注工事、受注品等に対する前受金のこと 不動産業などの営業収益も当てはまる

 

預り金

他人からの金銭を預かった者、第三者として支払うべきもの

 

前受収益

まだ提供していない薬務に対して支払いを受けた対価

 

仮受金

内容が明らかではない金銭等の受け入れを一時的に処理するための勘定科目

 

仮受消費税等

税抜経理方式を採用している場合に受け取った消費税等

 

賞与引当金

従業員へ賞与の支払いに備えて設定される引当金

 

繰延税金負債

将来加算一時差異に法定実効税率を乗じて得た金額のこと

 

以上、貸借対照表で使われる流動負債の勘定科目についてのまとめでした。

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佐藤等公認会計士事務所

この記事は2021年1月4日以前に執筆されたものです。 佐藤等公認会計士事務所は令和3年1月4日をもって鈴木康弘税理士事務所と経営統合し、アウル税理士法人となりました。
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