【社員のモチベーションが上る方法】経営者と従業員が会社の使命を共有しなければ上手くいかない【失敗しない経営者思考】

【社員のモチベーションを上げる方法】経営者と従業員が会社の使命を共有しなければ上手くいかない【失敗しない経営者思考】

こんにちは。アウル税理士法人の代表社員税理士・佐藤 等(さとう ひとし)です。

人材が定着しない原因の一つに、ミッション(経営理念・使命)の形骸化が挙げられます。

もし組織に属する人が組織のミッションや使命を真に理解し、行動の原点に置いていなければ、何のために働いているかを実感しないまま、時を過ごしていることになります。

その結果、給料など条件のより良い組織に移動しようと思うことは、むしろ当然のことです。

また組織を去らないまでも、働く理由が給料をもらうためや出世することだけだとしたら、仕事のモチベーションは上がりません。

モチベーションの原点は会社の目的(使命)

モチベーションの原点は会社の目的(使命)

何のために働いているのか、つまり組織の存在意義をミッションとして語ることなしに、この答えをもつことは不可能です。

モチベーションは、組織や上司が上げるものではありません

スタッフ本人が目的を理解し、組織という道具を使ってどんな貢献をするかを自分で決定し、実行するときはモチベーションは高まります。

ようするに人のモチベーションの原点に目的があることを忘れないようにしてほしいのです。

経営者や管理職の方はしばしば、「主体的に社員が働かない」「指示待ちになっている」というお悩みを持っています。

多くの方はその原因を社員自身に負わせていますが、実はよくみてみると、組織の方向づけが不十分であることがわかってきます。

経営者・管理者・スタッフが同じ方向を向くことが大切

経営者・管理者・スタッフが同じ方向を向くことが大切

顧客にどのような価値を提供することが大切なのか(=自分の会社は何のために存在しているか)をスタッフに示さずして、顧客に受け入れられる事業やサービスは生まれてくることはありません。

主体的に働く社員とは、マネジメントの父であるドラッカーの言葉でいえば「知識労働者(ナレッジワーカー)」として働くことを意味します。

知識労働者は自ら考え、自ら決定し、自ら行動します。

このような主体性は、組織が適切に方向づけをした場合にしか生まれません。

「美しい会社」にするには、経営者・管理者・スタッフが、同じ方向を向いて日々の活動を行っていく必要があります。

組織を方向づけるための第一歩は、事業の可視化を行うことです。以下の問いを行い、答え、また問い直す――これを繰り返していき、会社の存在価値を洗練化させていきます。

組織を方向づけるための12の問い

  • われわれの組織のミッションは何か
  • われわれの組織の強みは何か
  • われわれの組織で共有している価値は何か
  • われわれの事業は何か
  • われわれの事業の顧客は誰か
  • その顧客にとっての価値は何か
  • われわれの事業にとっての成果は何か
  • われわれの事業は何になるのか
  • われわれの組織で廃棄するべきものは何か
  • われわれの事業に影響を与える変化は何か
  • われわれの組織の強みを生かせる機会は何か
  • われわれの事業は何であるべきか

おわりに

今回の内容が、少しでも経営者のみなさんの参考に立てれば幸いです。

「組織の方向づけを行うにはどうすればいいの?」「会社のミッション(使命)が何なのかわからなくなってきた」という方は、ぜひ一度、札幌市中央区にあるアウル税理士法人にご相談ください。

アウル税理士法人は、日本有数の士業モールである、法務・会計プラザの一員です。弁護士、司法書士、不動産鑑定士、社会保険労務士など各士業が力を合わせてワンストップで皆様の課題解決をサポートしています!

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