【札幌の税理士が回答】顧問契約の良好な関係作りについて税理士八幡に聞いた。

今回はアウル税理士法人のスタッフが、アウルで働いている税理士に取材してアウル税理士法人のことを知ってもらう企画です。

札幌市のアウル税理士法人で税理士として働かれている八幡さんに、顧問契約を結んでいるお客さんと良い関係を築くためのポイント、税理士としての心がけについてお聞きしました。

これから顧問税理士を探そうと考えている経営者の方は、ぜひ参考にご覧ください。

顧客とのコミュニケーションはどのように取っていますか?

顧問先との連絡手段は、電話よりもチャットワークやメッセンジャーなどが基本です。

会計に関すること以外にも経営する中で気になることや引っかかっている不安があればいつでも連絡してください、とお伝えしているので、日常的にお客さまからいろんな質問や相談が送られてきます。

役員報酬をいくらくらいにしたらいいのか、従業員の有給管理どうしたらいいのか、うちの会社の損益分岐点売上はどのくらいなのか、労働分配率は何%くらいあるのが一般的なのか、など内容は様々です。

顧客満足度を向上するためにどのようなことを意識していますか?

関係性を良好に保つこと自体を目的にしてるわけではありませんが、お客さんの事業や会社、そしてお客さん自身に対して興味を持つことは常に意識しています。

なので、面談時などはお客さんにたくさん質問をするようにしています。興味を持って接することは、お客さまの色々な情報を引き出すためにとても重要だと感じます。お客さんが何を考えているのか、どうしたいのか、という情報は常に聞いていますね。

一緒に飲みに行ったりはしていなくても、この興味を持つ意識を続けたことで最近関係性が深まってきたな、と思えるお客さまも増えてきました。

八幡さんが魅力的に感じる企業は?

自分が魅力的に感じるお客さんで共通しているのは「今いるスタッフを大事にしたい」と強く考えている方ですね。

組織の発展や社会への貢献などに対して熱量のある経営者が多く、そういった方は話を聞いていても面白いです。

顧問契約を継続するためにどのような工夫をしていますか?

アウル税理士法人の経営理念に「私たちは成長と発展を目指す企業リーダーとともに学び行動することで地域経済の正しい価値創造に貢献し続けます」とあるように、成長していくお客さまに対して自分たちも成長し続けるのが1番大事なことだと考えています。

なので、日頃のインプットや時事ニュースのチェックは欠かさないようにしています。

顧客との関係づくりのために日々の業務で大切にしているポイントは

個人的に意識しているポイントは、毎日会計データに入れる経理資料に対する考え方・捉え方です。

経理資料を会計データに入れる作業では、ただの数字が羅列されているだけなので、無味無臭のようなものに見えてしまいます。

ただ、そのレシートや通帳はその会社の1ヶ月分の活動の記録であり、そこで働いている人たちの人生と同じものなんです。なので、ここで扱うものは全く無味無臭のものではなく、みなさんが頑張って働いた証・とても大事なものだとなのだと思って日々の会計に向き合っています。

面談時にはどんなアドバイスをしている?

申告書の内容について形式的に報告するのではなく、お客さまと目指す方向を話し合って、会計の範囲に限らず様々な経営アドバイスを行っています。

個人事業のお客さまであれば、法人化を検討してもいいタイミングについてお話しすることがあります。もし確定申告の情報で分かっていれば、法人化をシミュレーションした資料を用意して面談時に持っていき、判断材料の一つにしていただくようなことも行っています。

法人のお客さまであれば、利益着地見込みを計算して、決算賞与を検討している場合には決算賞与をこれくらいの額にすれば最終損益や税金がいくらくらい変わるなどの試算を行ったり、来期単発で売上が上がるという情報があれば役員報酬の増額の検討を提案したりします。

また、アウル税理士法人が重視しているドラッカーの考え方は、お客さまへのアドバイスにも活用しています。

たとえば、事業展開について相談を受ける時は「小さく始める」というドラッカーの考えは必ず伝えるようにしています。

最初から規模を大きく始めたいという人は多くいますが、まずは小さく始めてから徐々に大きくしていくことがドラッカーのいう原理原則の一つです。

それが相手に響くかどうかはまた違うんですけど、自分の中でストックされている考えは常にお話しするように心がけていますね。

札幌エリアで会計や経営に不安を抱える経営者の方は、ぜひ一度アウル税理士法人の無料相談へ

今回は、アウル税理士法人の税理士である八幡さんに、税理士を選ぶポイントについてインタビューしました。

アウル税理士法人の顧問契約では、日々の会計のサポートだけでなく、会計上の情報から得られるデータから、これからどう経営判断を行うべきかについて、経営者一人ひとりに寄り添ったアドバイスをさせていただきます。

個人事業主から法人成りを検討している方や、申告書の作成に不安を感じる方、これからの経営について相談したい方は、ぜひ一度アウル税理士の無料相談をご利用ください。

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